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自分のルーツについて書いときたいとおもったので書きます。

・音楽

幼稚園のとき、ポンキッキーズを見てから登園してた。今になって名曲ばっかり流れていたことに気がつく。夢のヒヨコ、歩いて帰ろう、夏の決心、さあ冒険だ などなど。いまもカラオケで歌います。

小学校から聴いてるのはaiko、スピッツ、ユーミン。全部母の影響。はじめて行ったコンサートはスピッツ。めちゃくちゃ贅沢だなあ。

そこから相対性理論、BUMP、RADに出会う。BUMPは大学生のときにどはまりしてライブもたくさん行った。

歌詞のことを気にするようになったのはBUMPに出会ってから。友達がカラオケでプラネタリウムを歌ったあとに「かなしい曲や〜…」って言ってて、「え、かなしい曲なの…？」となり、よく読んだらほんとにかなしい曲でびっくりした。と同時に、いままで歌詞のことあんまり気にしてなかったことに気づく。曲を聴くときの考えかたがかわる。

キリンジに出会う。初めて聴いたのは「ナイーヴな人々」。こんなにやさしい曲があるんか…。はじめてきいたときには兄弟の最後のライブも終わってたんじゃないかな…。もっとはやく出会いたかったけど、もっとはやく出会っていたとして、そのときの自分に刺さったかはわからないなあともおもう。出会うべきときに出会えた気もする。キリンジに出会って、いっきに世界が広がった気がする。音楽を聴くときの脳みそが柔軟になったというか…。

この頃からニコニコ動画で能動的にボーカロイドの曲も聴くようになる。正直にいうと、むかしはボーカロイドに対して偏見ももっていたし、いまこんなに自分に馴染んでいるの、わりと信じられない。人生何があるかわからないね。でも知れてよかった。ほんとうによかった。音楽はたのしいし、すごいひとたちがいくらでもいる、このすえおそろしい場所を知れてよかった。そこに自分も足の指先くらいは入れているとおもうと、たのしい。

ねこみ