おばんどす。
今日もげんきにひとりですきなものを摂取しているよ。
最近花江夏樹さんの声がすきすぎて逆にきけなくなってきました。こじれてきたぜ。いや、きくんだけど一回深呼吸するし、きいてたらニヤニヤしてしまってだいぶヤバイ奴になる。こわい。だれかといっしょなら平常心でみられるとおもう。はやくこの熱おさまってくれ…落ち着いて作品を楽しみたい…きもくて申し訳ない…
すきな漫画の話をします。ボーイズラブなのですが、ボーイズラブって、あまり知らない人からしたらウワーってなるジャンルなのかな、やはり。少し前までわたしもウワーってなる側だったはずなのになあ。もうわすれてしまった。
わたしは線が綺麗で、モノローグがしっかりしていて、関係性がきちんと描かれているボーイズラブがすきです。
はじめてきちんと読んだボーイズラブは中村明日美子先生の同級生という作品です。
YouTubeでたまたま映画のCMをみたのがきっかけで気になってしかたなくなり漫画をぜんぶ購入しました。
地元では映画やってなくて、神戸にひとりで行く用事があったときに、これはいましかねえ!と思い、神戸の映画館でひとりで観ました。ひとりで映画館で映画観るのはじめてだった。女子しかいなかった…まあそうなのかなあ…男女問わずみてほしい作品なんだけど…
社会人になってはじめてのお給料でその映画のDVD買ったよね。はじめてを捧げまくってるな…(?)音楽もすごくいいの。押尾コータローさんのギターがもう最高…貸すからみてほしい…みんな近所に住んでてくれ〜
中村先生の描く線はやわらかくて清くて迷いがなくて美しい。好き嫌いがもしかしたら別れるかもしれないんですが、どうなんだろう。わたしはほんとうに綺麗だと思う。登場人物の目線ひとつ、指先ひとつ、髪の毛いっぽんにどきりとしてしまう。
セリフの一つ一つにもセンスを感じる。ぜんぜん肩に力が入ってない。けど心の芯の部分をぐっとおさえてくるような言葉がちりばめられている。
キャラクターみんながいとおしいんだよなー。黒髪眼鏡の秀才佐条くんと、ふわふわ金髪ギタリストの草壁くんが主人公なんですけど、ほんとうにふたりともいいひとなんだよ…。そのふたりをとりまくみなさんももれなくいいひとでね、みんなしあわせになって… となる。ハア
わたしはたぶん、きよらかなボーイズラブがすきなんだと思う。なんかもっとおとこくさいかんじの、肉欲!!みたいなのより、ファンタジーといわれてもかまわん、わたしは甘酸っぱくて、生活の一部みたいな、でもちゃんと心の機微のある、そういうのがすきです。もうボーイズラブだからとかそういう括りでみないで、作品そのものを愛していきたい。いいものはいい。すきなものはすき。おわり。