cat-sea

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小雨でも靴下濡れるスニーカーおまえはいつまでもそうやって

 

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書きたいし読みたい 書きたいし読みたいのに書けないし読めない 書こうとした言葉、全部借り物のような気がする。神様がわたしの脳に勝手に下ろしてくる。かみさまとかいうけどわたしはまったく信心深くない、なにかにすがるのはこわい、ぜんぶ自分で決めたい。わたしが口にするかみさまは、なんかしらんけど近所にいる、ふらふらしていて、でもたまにいらんこと言ったり言わんかったりする めっちゃたまに良いこと言う みたいな ひげとか髪は真っ白で長い、服装も白っぽい、痩せている、でも裸足、でも小綺麗にはしている、猫背、目は細い いろんな現象を目を細めてみつめているから細い たぶん犬より猫がすきそう 白い佐々木の爺さんかもしれない 佐々木の爺さんのことそんなによくしらない

 

きょうは雨 春 春の嵐

よく風が吹く あしたとても行きたい音楽イベントがあるのにわたしは行けない どうしてと思う 自分のことは自分で決められる でもそれで他人に迷惑がかかるしお金は減る そんなことには変えがたい経験が得られるかもしれない 社会人として当たり前の行動 とは

 

何故か家賃が引かれていなくてしらない番号から電話がかかってくる 折り返したら音声通話だった かけてきたの人間なのに折り返したら人間じゃないんかい 通帳の苗字が変わったから引き落としてくれなかったらしい そんなことで勝手に判断すんなよとおもう わたしはなにも変わっていない

苗字が変わりました(かなりまえに)と大家さんにもついでに電話したらべつにどっちでもええけどねみたいなこといわれる。口頭ですべてが済む 大家さんは親戚のおっちゃんみたいなノリでやってくれる 二年前引っ越してきた時ポストのロック番号を教えてくれた電話もノイズだらけだった きのうもそうだった。

 

文が書けないし読めないし部屋は本と段ボールでたいへんなことになっている

収納のプロみたいな人にきてどうにかしてほしい そんなままで二年が経った。たくさん読んできたのになにもおぼえていない。はじめてみたいに涙が出る。それもいいのかもしれない。

 

なにもしない休日がたくさんほしい なにもしなくても焦らないで良いと佐々木の爺さんに言ってほしい じんせいはあっというまなのに一週間はながいのに休日の午後はあっというまに過ぎていく こんな駄文を打ち込む間にもだれかが輝かしい言葉を生み出しているのだろう 憎いな、それは。