cat-sea

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梅雨はじまっちゃった
雨のおとにまざるホーホケキョ、今日はほぼ布団のうえで過ごしました。ARIAをみて泣きたくなりました。こんなにやさしいせかいで生きられたらどんなにいいだろう。みんなでネオベネツィアに移住しようよ。

 

 

 

 

 


ここ数日かんがえたりかんがえなかったりしていることがあります。でもだんだん考えない時間のほうが増えている。「自分の生への順応に呆れてしまう」と下書きしていて本当にそうと思う。考えなくなるまえにやはりのこしておこうとおもいます。

 


若いクリエイターがいなくなってしまいました。会ったことはないけれど、いつか会える気がしていました。わくわくすることを思いついてはどんどん実行していくひとで、あらためてその作品群を見返していたら、その数の多さとつよさに圧倒されて手を止めてしまいました。


あなたのパーソナルなことはなにも知りませんでしたが、報せのツイートに心無い言葉をわざわざ呟いていく知らない奴のことを心から憎んでいる自分がいて、私って、ツイッターって、いったい何


何も知らずに糞みたいな言葉を吐いて、もうそんなことは忘れて美味しいものを食べ眠り明日も生きているであろう人間と、定型の言葉で悼むことに違和をおぼえて今日まで何も言えず、建前ばかり考えて文章を書いては消し書いては消し、最小限まで削っていたのに今結局ぜんぶ言ってしまっている自分は、なにが違う?これを読んでいるひとになにか感じてほしいと1ミリもおもっていないと言うと嘘になるし、最悪です


あなたの、泥のなかをもがきながらもたしかに進んで、星をみつけるような とても人間くさい作品たち 「すきでした」と、過去形にしたくない とてもさびしい それなのにもう現実を受け入れて、悲しんでばかりいても仕方がないとわかっていて、ふつうに生活をしている自分がいる あなたのいないこの先の話をどこか離れた位置から落ち着いてしている自分がいる


あなたがいないところに言葉を放つことに何の意味があるのかと考えて、結局自分のためだなと思っています。やめようかと思ったけどやっぱり何度も思い出すために


わたしが笑っていたであろうときにひとりどんな思いでいたのか 考えてももうどうにもならない どうにもならないけれど 忘れません


どんどんおもしろいことをみつけては次々にかたちにしていくこれからのあなたをずっとみていたかった。

文章にするとほんとうにやすっぽくていやになりますが どうかやすらかでいてほしいと願ってやみません

 

 

近しいみなさん なにも言えなくなってしまったみなさんのこと 勝手に心配です。少しずつでもちゃんとたべねむり泣いて笑っていてほしいです 梅雨が明けたら夏がきます